サイケデリックのブログ

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サイケデリックのウソとホント①

当ブログは違法薬物や、あらゆる向精神物質の所持、使用を勧めるものではありません。 エンターテインメントとハームリダクションのみを目的としております。

 

 

LSD(幻覚剤)は危険か?デマと真実。

当記事は違法薬物の所持、使用を推奨するものではありません。
この記事の目的はハームリダクションです。
幻覚剤に詳しくない人に向けて、幻覚剤についての偏見、間違った情報を全て正して行きます。

 

デマその1  幻覚剤を使用すると、ないものが見えます。

ないものは見えません。

開眼幻覚は、“あるものが(シラフとは)違って見える”ものです。
閉眼幻覚は、脳内の、視覚中枢以外の部分が、視覚中枢とコミュニケーションを取っているため見えるものです。なので見えるものは、脳中に存在していると言えます。存在しないものは見えません。

 

 

デマその2   LSDという麻薬があります。

幻覚剤は麻薬ではありません。なのでLSDという麻薬はありません(笑)。
日本語における麻薬の正式な定義を知らない人が多い。モルヒネ、ヘロイン、コデインなど、アヘンやその加工物、いわゆるオピオイドが麻薬です。
麻薬は身体依存性があり、かなりの多幸感をもたらすものです。
なのでコカイン、覚醒剤も正確には麻薬ではないです。ただし違法薬物をひっくるめて麻薬と呼ぶ人が多いのが現状。
この時点から間違ってるネット記事が多すぎます。

 

 

デマその3  LSDは危険。

これは包丁が危険と言うのと同レベルの主張です。正しい使い方をしなければ確かに危険です。ですが正しい知識と態度を持って使用すれば人生に利益するポテンシャルがあります。
教育では、恐怖植え付けしかせず、実際どこが危険なのか、安全な使い方(ハームリダクション)などを一切教えない事が大きな問題です。
教育しないから、情報がないからこそ、毒性の偽物を知らずに使用し、死ぬ人がいます。危険性は、違法性によるものです。

 

 

デマその4  幻覚剤を使用すると破滅する

破滅した人の話は一件も聞いた事がありません。むしろプラスになったという人がほとんど。
英語のyoutubeを見れば、幻覚剤体験を顔出しで語る人がかなりたくさんいますが、そのほとんどは成長した、視野が広がったなど、ポジティヴな話で、破滅したなどマイナスしかない覚醒剤、ヘロインとはまるで話が違います。

あとこれを考えてみて下さい。トラブルに会った人は報道されます。トラブルに合わない人は報道されません。・・ではトラブルに合わない人は、いないのか?
いいえ。います。トラブルに合わない人がほとんどです。幻覚剤を正しく使っている数百万以上の人は、ニュースになりません。ほとんどの人は逮捕されませんし、病院にも行きません。
幻覚剤の使い方を知らない馬鹿な芸能人が一人暴れたくらいで、幻覚剤を悪いものとして見ないで下さい。毎日(文字通り)人を殺すアルコールは黙認するくせに。
(マジックマッシュルームは人を殺してすらいないのに都合よく違法化。なぜ?)

 

 

デマその5  幻覚剤に“手を出す”人は少ない。

LSD経験者は1300万人という情報があります。(残念ながらソースは覚えてません。単なる予想に過ぎないので、もっと多い可能性もあります)
ドラッグにアクセスがない人は、ドラッグは出回ってないと思い込む傾向がありますが、欧米では非常に多くの人が幻覚剤に挑戦しています。日本でも出回っており、使用者はたくさんいます。
ティージョブズが使っていた事が有名ですが、何故か日本でこの話がやたら広がるので、ジョブズみたいな、天才の怖いもの知らずしか使用しない、みたいなイメージが出来ているかもしれない。それは違います。
実際は様々な人がやってます。ジャンキーだけじゃないです。インテリだけじゃないです。あらゆる種類の人が様々な目的や動機で使用しています。
そしてジョブズは、起業で忙しくなってからはドラッグをやってないので、LSDについては若い頃ちょっとやっただけにすぎません。勝手にLSD使用者の代表格にしないで下さい。